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現地レポート~やまびこ座支援講演~宮古市

西川古柳座 鍬ヶ崎仮設 9・18s.jpg

レポート:岩崎 義純 さん
場  所:岩手県宮古市
報告日:9月21日

人形劇団えりっこ ストリートオルガン つどいの広場9・17s.jpg

あしり座 白浜地区 客席 9・18s.jpg
9月15日から19日まで、宮古に公演に行ってきました。
10会場での公演のマネージャーでばたばたしましたが、18日夜には公演の3団体も無事帰途に着きました。
何かあればいけない(公演の後始末など)と、一人後泊しました。
17,18日の二日間、宮古市の中心部で「秋祭り」が行われましたので、それを見物しました。
夏祭りは中止でしたので、市民の皆さんは中心部では今年初のお祭りでした。
太鼓やヨサコイ、地元の郷土芸能である「さんさ」などの行列がにぎやかに町を練り歩いていました。
見物しているなかで、ふとあることに気がついてしまい、私はひそかに落涙してしまいました。
それは、警棒を持って交通整理をしている岩手県警のおまわりさんの笑顔だったのです。 
いろいろなお祭りを見ましたが、警備の人が笑顔だったのははじめてです。
そのおまわりさんの笑顔に気づいて、ずっとおまわりさんを見てました。
交通誘導、人ごみの整理をしながら、その柔らかな笑顔は崩れることはありませんでした。
それともう一つ、参加する家族連れの様子にも心を惹かれました。
普通のお祭りでは、終盤になると子供たちは疲れと「おだちすぎ」の状態になります。 
いっしょにいる父親や母親は、つい子供たちを怒りながらお祭り見物をすることが多いです。
ところが、すれ違う家族連れ特に大人たちの表情が柔らかなのです。
宮古では、祭りも海水浴場のオープンも今までなかったのです。
復興支援の外からの働きかけによるイベントとは違い、自分たちの力で開いた自前のお祭りへの喜びがあふれていました。
私たちの支援も復興という視点から、次の発展に向けての視点が必要な段階にきたと感じています。
「子供たちの人材育成」、これにつながる支援を意識しながら、支援を続けていきたいと考えています。
岩崎義純