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【いのち全国ぐるぐる日記】2010/02/08

2/11と12に福島市で開催される「放射能からいのちを守る全国サミット」には、むすびばが呼びかけ団体の一つということもあり、多くのメンバーが参加しています。
むすびば共同代表のみかみめぐるの現地滞在中の報告です。
***放射能からいのちを守る全国サミット*****
みかみめぐるの【いのち全国ぐるぐる日記】2012/02/08
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「むすびば」は今回のサミットに14名参加の予定。
フランス財団からの特例の助成金を獲得できたおかげさま。
ほとんどのメンバーは仕事を終えた10日の夜に福島入りだが、事務局運営の私は8日、永田は9日から現地準備活動に参加。

8日 (水)は郡山にてプチ相談会。
その前に急に相談依頼メールが入り、仙台駅ビルのスタバで個人相談。
仙台市内にお住まいのご夫婦で(お子さんはいない)、北海道への移住を希望。
震災、原発事故以来の心の軌跡を話されるMさんから2時間半お話しを聞き、12日福島市にての「いのち全国・相談会」にもお誘いする。
相談メールの数日後に直ぐ会えたことは北海道が自分達夫婦を招いてくれていると感じ、すごく嬉しかったと話されるMさん。12日会場でまたお会いすることになり、改札まで送っていただく。
新幹線に飛び乗り、郡山市へ。
昨年11月に2回相談会をさせてもらった「イノカフェ」さんへ。
トランクを持って三階までの階段を駆け上がり、ふーふー息を切らしてドアを開くと、ああなんと9人も集まってくれていて、懐かしいお顔も初めてのお顔も皆さんニコニコ。
「みんなで一緒に話しますか?」「そうしたい~!!」
それぞれが「自己紹介+抱えている問題」を順番に語っていく。
郡山は市民運動、市民活動もまだまだ表面化さえしていない。
最近、主婦達数名が頑張って「放射能測定室」を開設したが、この場に集った人達のほとんとが知らなかった。
放射能測定室を開設した方が、主婦しながらやりはじめた事の大変さを切々と語る。
去年の夏、すでに一端母子避難の形で札幌の桜台団地に避難しているHさんとYさんは、どうしても諸般の事情でこの冬期間だけ郡山に一時帰宅していた。
この方達も会いに来てくれていて、来月末には札幌に戻り、借り上げ住宅制度を利用して借りた住まいに引っ越しし、働きながら札幌での新たな生活環境に踏み出していく決意をみなさんに語る。
今は週末保養しかできないけれど、12日はそういう相談もできますか?と質問される方。
もちろんですから、ぜひぜひ来てみてくださいねと返事。
友達の子どもが甲状腺が肥大していて、私も家族の検診を考えなくちゃと思っている。
でも、そういうことをなかなか回りの人には話せなくて、ひそひそやっている状態で、こんなのっておかしいですよね、と話す方。
みなさん「そうだ、おかしいよこんなことって・・・」とうなずく。
子どものトランポリン教室をしているので、なんとかこの夏、教室の子どもたちを県外合宿という形での一時保養に連れ出したいのですが、そんな相談もできますか?という方。
12日までに行きたい県(トランポリン施設がある所)を数箇所ご自分でも調べ、考えてからいらしてみてください。
この日直ぐに話しがまとまらなくても、相談を受けた方達に宿題として持ち帰ってもらえばいいと思いますから・・と伝えると、「そうなんだぁ~、そういうことも相談できるんだぁ~」と皆さん声に出してうなずく。
家庭内バッシングをめちゃくちゃ受けていると泣いていたYさんもまた会いに来てくれた。
「時々、もういいやと諦めかけそうになる時があるけれど、こうしてみなさんと話していたら勇気がわいてきた。」と笑顔で話され、他の方達と連絡先を交換しあっておられた。
お二人都合の悪い方をのぞいた全員が12日の相談会に行きますと言いながら帰っていった。
「こういうサミットは郡山でこそ開いて欲しい!」と全員に言われ、福島市と郡山市との市民の動きの格差があまりに大きいことも嘆いていた。
「むすびば」は札幌市にあり、私は北海道の人間だから完全によそ者だ。
しかし「よそ者」だから出来ることもある。それをしっかり考えたい。
12日の「いのち全国・相談会」に来ていただくこと、まずは残りの2日間伝える努力をしよう。
2012/02/08  郡山も雪景色