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【報告】夏キャンプ&保養移住相談会in二本松・伊達(6/2-3@福島県二本松、伊達)

富塚 廣さんから、6月2、3日に開催された「夏キャンプ&保養移住相談会in二本松・伊達」の報告がありました。
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6月2、3日と二本松市と伊達市での相談会に行ってきました。<むすびば>から私と代表のみかみめぐるが参加しました。
二日間とも天候に恵まれ、気温も25度を超し、暑いくらいでした。
JR二本松、伊達の駅前広場で放射線量を計測したところ、いずれも0.5~0.6μs/hを示し、かなり高いなと感じました。

* 二本松の相談会(6月2日13時~18時)
二本松市の相談会には、北海道から<むすびば>の他、「福島の子どもたちを守る会北海道」「大沼ふるさとの森自然学校」「あさひかわサポネット」「夕張夢再生館」が参加し、ブースを並べました。
私たちは、来年高校受験の中学校3年生を対象にした「学習支援付き保養プログラム」を持参。また、避難移住の相談も受ける準備をしてきました。
午後1時の開始と同時に会場入り口付近で待っていた方々がワッと入ってきました。<むすびば>のブースには早速、小学校4年生の女の子を連れたお母さんが来られました。
午後6時までで10組を超えるご家族が来られました。そのうち、郡山から来られた方が5組と多かったほか、お父さんが来られたのが3組。相談内容は夏休みの保養がほとんどでした。
父親が反対しているのを押し切って、保養に参加させようと来られたお母さん、家族からバッシングを受けていますと話すお母さんもいて、家族内の複雑な事情が珍しくないことを物語っていました。
「学習支援付きプログラム」への申込みは1件。
用意したプログラムでは対応できない希望が多かったので、「帰ってから情報提供します」ということで、連絡先を書いてもらいました。
* 伊達の相談会(6月3日10時~15時)
伊達の相談会は10時から15時までほとんど休む間もなく、相談者が訪れました。
とりわけ、<むすびば>のブースには32組の相談者があり、大盛況(?)でした。
地元が2万4千枚のチラシを新聞折り込みで配布したことが大きかったようです。
放射能に対する不安や心配、夏休みだけでも何とか子どもたちを線量の低い場所に避難させたいという、お母さんたちの必死の思いを相談会は顕在化させました。
私たちが用意した「プログラム」ではとても間に合わないので、いつの間にか私も必死になって「とにかく相手のニーズを聞き取り、他のブースに対応できるプログラムがあればそちらにまわし、なければ持ち帰って希望に答えたい」という対応に変わっていました。
小さい子がいる家庭は親子での保養を希望しますが、仕事の関係で長期は無理。となれば、ホームスティはないか。親は一緒に行けないので、おばあちゃんと一緒でもいいか。できるだけ長期の保養に出したいなど、ニーズは多様です。
移住を決めてきた方が一組。第一希望は旭川で、第二は札幌。
北海道に避難した際のさまざまな支援制度が載っている資料を渡すとともに、仕事探しは協力しますと、名刺をお渡ししました。
娘の代わりにと来られたおばあちゃん、小学生の子を持つ姉の代わりに来られた妹さんなど、当日会場に来られず、代わりに来たという人も少なくありませんでした。
今回は来場者が多かったため、保養の希望の条件の聞き取りを急ぎ、生活上の心配や悩みごとをじっくり聞く場面はつくれませんでした。
たくさんの宿題をもらって戻ってきましたが、連絡先を書いていただいた方々には、希望に何とか100%答えるために、北海道の保養プログラムや受入れ施設等の情報提供を今後、継続的にしていくことにしました。