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<報告> 「中3受験生・学習付き保養プログラム」スタート

今日、私達むすびばの「中3受験生・学習付き保養プログラム」の子ども達、第一陣(3週間コース)が、郡山、福島で次々貸し切りバスに乗り込み、19時には無事仙台港からフェリーに乗船したとの連絡が入りました。
15:30 郡山駅出発
16:30 福島駅出発
むすびばとの連携ですっかりお馴染みになったNPOシャロームの佐々木さんが、手配して下さったお弁当と共に福島駅の送り出しを担って下さいました。

mimisumaA-300.jpgのサムネール画像
イラスト マット和子

私は今日中に札幌市、教育委員会、北海道の関係機関に挨拶回りを済ませようと思っていましたが、デスクワークに時間を取られ、図らずも子ども達がバスに乗車する時間と平行しての役所回りになりました。
札幌市危機管理対策室の千葉課長さんに今回の保養プログラムの説明をさせていただく直前に郡山からバスが出発したという第一報が入り、生中継。  千葉さん、ニッコリ。
教育委員会を経由して北海道庁の危機管理対策本部の斎藤主幹の所にお邪魔したら、福島から出発したと佐々木さんからの電話が入り、生中継。
昨年、大変なご苦労をされた斎藤主幹は、台風がこなくて良かったですよ~とこれまたニコニコ。
ああ、どなたも基本的には、福島の子ども達の受け入れ活動が行える北海道のこと、そんな北海道民としての喜びを感じておられるのだなぁ~。
今日はそんなことを強く感じました。
明日から3週間コースが12名でスタートします。
8月7日には2週間コース14名が到着し、総勢26名の生活となる予定です。
札幌協働福祉会さんによる期間中のマイクロバスの支援。
学習面は、北教組のご紹介によりOBの先生達や大学生がボランティア参加。
学習塾スコーレユウさんがプロの技と情熱で全面協力。
札幌の中学3年生と共に大学見学をしたり、一緒に勉強する機会も設けました。
生活面は、北海道民医連さんや現役の保健の先生による健康管理、ワーカーズさんからは毎日お昼に良質のお弁当のご提供、手作りお菓子の差し入れは札幌友の家さん、週末、仁木町で過ごす自炊用に自然食品店「らる畑」さんのネットワークで道内の有機野菜のご提供、等々、沢山のボランティアの方達や熱いご支援に支えられて運営します。
みなさん、明日からいよいよ「未来創り」がスタートします。
どうぞよろしくお願いいたします。
mimisumaB-300.jpg

[この保養プロジェクト誕生の経緯] 原発事故後、2年目を迎えた福島県内の実情はなかなか厳しいものがあり、高い放射線量の中で子ども達は普通の生活を行っています。 特に夏休みの期間だけでも我が子を保養に出したいと願う保護者の方達は多いのですが、来春高校を受験する中学3年生を対象にした保養プログラムがないのでぜひ企画して欲しい、現地で小さな相談会を積み上げていく中で複数のお母さん達からそんな声が上がりました。 この課題を持ち帰り検討に入った結果、質の高い学習塾運営で定評のあるスコーレユウさん(代表:金興一氏)が全面的な協力を申し出て下さり、高校教師で昨年夏から札幌に自主的避難をされている方がプロジェクトの中心メンバーに入って下さるなど、2つの大きな存在を得たことで私達は実施に踏み切った次第です。  * むすびば共同代表/みみをすますプロジェクト みかみめぐる (2012.07.30)